燃え尽きたあと

燃え尽き症候群を中心にメンタルヘルス、仕事術、生き方についてまとめるブログ

休息の力 - 鬱と向き合う新たな視点 - とにかく寝よう


 私たちの日常生活は、仕事や学業、家族や友人との関係、そして気晴らしや趣味といったいろいろなものに満ち溢れています。

 これら全てが生活の質を高め、私たちが豊かで満足感のある人生を送るための要素となりえます。しかし、時にはこれらの日々の活動が、あまりにも重荷に感じられ、私たちの心と体を消耗させることもあります。特に鬱のとき、常に忙しく活動していることは逆効果になり得ます。

 

 趣味や楽しみ、それが音楽やアート、スポーツ、読書、料理など何であれ、喜びをもたらしリラクゼーションを提供する手段となるのは事実です。これらの活動はストレスを軽減し、気分を高揚させ、生活に多様性と刺激を加えるという役割を果たすものとしてポジティブにばかりとらえられることも多いでしょう。

 

 しかし、これらの活動にもエネルギーと努力が必要です。そして、鬱の時にそのエネルギーが足りないことがあるのです。それは、気晴らしの時間が逆にストレスや状態の悪化を生むという結果を招く可能性があります。

 

 休息と睡眠の価値をしっかり知ることは重要です。鬱のとき、休息と睡眠は非常に重要です。これは、心と体が回復し、脳を休ませ、傷ついた脳回路というべきものを直し、「エネルギー」を再充電するための基本的な方法です。睡眠は、精神的、物理的なストレスを軽減し、認知機能を改善し、全般的な健康を維持するための重要な役割を果たします。

 

 睡眠が十分でないと、心と体の両方が不調になり、鬱の症状が悪化します。逆に、質の高い睡眠は、一般的にはエネルギーレベルを向上させ、気分を改善し、集中力を高め、全体的な生活の質を高めることができますし、鬱の症状を軽減することにも役立ちます。鬱の時は特に、これは非常に大切なことです。

 

 私たちはよく、自己改善のために新たな趣味を見つけることや新たなスキルを習得することを勧められます。これらは確かに重要で価値あるアドバイスではるのですが、私たちが忘れてしまいがちなのは、時には「何もしない」こと、つまり自分自身を休息と睡眠に委ねることが、最良の自己ケアの方法であるということです。

 

 休息と睡眠は、「趣味を持つこと」や「新たなことを学ぶこと」が常に有効であるとは対象的に、ほとんどの場合かなり有効と考えています。「自分自身を休め、充分に眠る」ことが最善の選択である場合が多いことを理解することが重要です。

 

 忙しさや活動性でごまかしたりする方法だけでなく、休息と睡眠の価値を見直すことが重要です。それは自己のケアと回復に焦点を当て、自身の精神的、身体的健康を維持するための重要な方法論です。

 キツいとき、辛いとき、なにもかも検索してしまうとき、人とうまく接することができていないとき、……とにかくまずは休んでみましょう。寝ましょう。話はそれからです。