燃え尽きたあと

燃え尽き症候群を中心にメンタルヘルス、仕事術、生き方についてまとめるブログ

誰にでも好かれたい、嫌われたくない、は現実的ではない

 

 誰にでも好かれた方がよい、少なくとも嫌われたくない。そこそこいい感じでみんなと付き合っていきたい。

 その考え、無理につながるのでやめた方がよいかもしれません。

 

 

誰にでも好かれたい、嫌われたくない、は現実的ではない

 

 人間、それは嫌われたくないですよね。誰とでもある程度うまくやりたいものです。ただ、どうしても相性というものはありますし、相手がまともであるという保証はどこにもないわけです。世の中本当にいろいろな人がいます。そしてそれはどこか遠くに、関係の無いところに、いるだけではなくて、本当にすぐそばにいろんな人がいるんです。

 あなたのことを嫌いだ、とか、敵だ、とか思ってしまう人がすぐそば、それこそ職場内とか近所づきあいでとか、なんなら家庭内にいることだってあるわけです。

 そういう状況で、一方的に、なんとか好かれたい、嫌われたくない、と思ったって、それは無駄な努力であり、気力ばかりつかうことになって、結果は得られず、何の得もありません。現実的ではない考え方なんですよね。

 

 

嫌われたってよい、という考え方、嫌ってくる人に近づかないということ

 

 だからこそ、簡単なんです。考え方をまず変えて、嫌われることは必ずある、と割り切りましょう。相手が嫌ってきたから、こちらも嫌い返す、という必要はありません。まず嫌われることがあるんだ、というその認識が重要です。

 そして次は簡単、そういう人とはできるだけ関わらないこと。

 嫌われてる人の機嫌をとったり、関係?を修復しようとしたり、ご機嫌を取る必要はまったくありません。嫌われてるんですから。無駄な努力になる可能性が高く、一方的にこっちが傷つくことになります。

 では嫌い返すか?それもやめましょう。無駄です。

 結局のところ、関わらない、無関心が一番です。相手が怒っていれば勝手に怒らせておけばよいのです。こっちは何処吹く風で無視しましょう、少なくとも近づかないようにしておきましょう。

 

 

お客さんだってそう

 

 仕事関係のお客さんだってそうです。とくに意味は無く、嫌ってくる人はいます。そういう人とは最低限の接点をもつにとどめましょう。ビジネスライクに。そういう人は、自分の問題が大きいのです。人を嫌う、というのは、自分に余裕がない、自信が無い、肥大化した自意識をもっている、など、自分自身の問題が大きいから出てきてしまう性質とも言えるでしょう。そういう人には、関わらないのが一番です。

 

 

他者の考えや視線を気にしすぎない訓練が大事

 

 結局、他の人の気持ちや考え、視線を気にしすぎないことです。そして、皆に好かれるというのは理想ではなく、ただの無駄な間違った考え方だと気付くこと。

 仲良く出来る人、お互い信じ合えたり好きになれたりする人と付き合えば十分です。そういう人がいなくても、自分が落ち着いていられる状況であれば、良いのです。嫌な気分になる人とは付き合わなければよいですし、嫌われているなら、まぁそういう人もでてくるよね、と流してしまいましょう。

 

 社会的動物である人間はまぁ、人と付き合わねばならないんですが、嫌われても、それは必ずしも自分がわるいわけではないでしょうし、気にしすぎないことが大事、という話でもありますね。

 

嫌われる勇気